夏休みも終わりましたが、夏休みのトレーニングは充実したものでした。
選手たちはこの夏でかなり力をつけたと思います。どの選手も疲労がピークに達していたと思いますが、公式戦の日程を考えて計画的に追い込んでいます。1年生、2年生、3年生のそれぞれの目標に合わせて体作りをしてゆきました。
この夏の目標は熱中症対策と暑熱馴化(暑さに馴れる体作り)と体力向上です。熱中症対策として計画的に水分補給を行うことを徹底しました。水分補給のポイントは選手に資料配布をし、レクチャーを行いました。このコラムに載せている水分補給の資料は選手に配布したものと同様のものですのでご参照ください。
HAJAXSの練習は平日の夜間であるため、試合に向けて日中にトレーニングを行い、暑さ慣れと水分補給のタイミングを覚える必要がありました。夏休みに入ってすぐの1部練習(午前中)では氷バケツやスポンジを用意しました。
選手たちのドリンクを冷やしたりスポンジで水をかぶったり体を拭いたりするためです。選手たちにはしっかり計画的に水分補給を行わせるため20分おきに給水時間を設けました。どの選手にもいえることでしたが持ってくるドリンク少ない!ウォーミングアップの前から水分補給を行うためすぐに持ってきたドリンクが底をついてしまいます。
だからといって2リットルを2本も3本も自転車で運べというのも酷な話です。足りないと思った選手は自分で工夫してグランドに到着してから買い足しに行くなど出来たと思います。まだまだ残暑が続きます、自分のドリンクは自分で用意し、買い足しなど自己管理をしてもらいたいものです。
また暑熱馴化については体の体温調節がなされるまで約1週間程度(個人差はありますが)で完成しました。しっかり水分補給をして運動と休息のバランスをとりました。ウエアについてですが基本的には白を着用するよう指導し、インナーでの練習も許可しました。薄着(半袖短パン)ですから発汗に伴い放散がなされ体を涼しく保つよう調整されます。
運動せずにグランドでじっとしている、長袖で通気性が不良なウエアを着用しているようであれば色の影響は受けるかもしれませんが、動いて汗をかいて風を受けて通気性が良い服装をしていますからウエアの色による帯熱で疲労やストレスの影響を受けることは少ないと思われます。ウエアし関しては色の重要性よりも素材や通気性の問題が大きいと思われます。
トレーニングの合間の休息と水分補給などのコントロールで日中のトレーニングでは十分対応出来ていたと思われます。休息については水分補給だけでは回復も不十分ですから休養日には涼しい時間に散歩やジョギングなど軽めの運動で体の調整をしてゆく必要があります。月曜日や水曜日はこのような積極的休養のために設けてあると思ってください。
また、前回にも述べたBCAA(必須アミノ酸)配合飲料などを摂取するなど日常生活での水分補給の工夫や水分の過剰摂取による食事量の低下防止などを意識していくようにしましょう。練習中の水分補給は上手く出来ていますから、オフ・ザ・ピッチでの食事と水分補給も上手く出来る選手を目指しましょう。(つづく) |