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 森近トレーナーのコラム

 

■森近トレーナーのコンディショニングルーム■

Vol.1 食事について(その1)

この度コラムを連載させていただくことになりましたHAJAXS F.C.トレーナーの森近貴幸です。今回からコンディショニングについてのお話を分かりやすくしていきたいと思っています。また、皆様からの質問等にも答えていきますので宜しくお願いします。

 

私のチーム内での役割は選手の体調管理を中心に、フィジカル(肉体)の強化やトレーニング、故障者の復帰を手助けするアスレチックリハビリテーション、遠征や試合の際の応急処置、そしてメンタルサポートなど様々です。トレーナーは技術・戦術以外のサポートをして選手がそれらをしっかり身につけるための手助けをするものだと考えていただけたら良いと思います。特にジュニアユースの年代の育成は心身の変化も大きくその時期に見合ったメニューを提示する必要があるといえます。

 

このような専門的なスタッフがプロチーム以外でいるケースはまだ少ないのが現状で、現役選手以外の多くの方々にも参考にしていただきたいと思います。前置きが長くなりましたが今回から数回に渡って栄養(食事)についてのお話をしていきます。

 

選手には何度もレクチャーをしていますが、やはり食事のこととなるとサッカーとは無関係と思ってしまいがちでおろそかになっているようです。スポーツ界において食事は作戦の1つといえます。試合の前だけちゃんと食べても勝つことはできません。日々の積み重ねが大事なのです。基礎体力を上げていくためにはトレーニング・疲労回復・食事の3本柱をバランスよく行うことが重要です。基礎体力をつけることによって競技力が向上します。


※上の画像をクリックすると大きくなります。

 

フィジカルが弱くスタミナも無い選手が日々のトレーニングで技術が身につくでしょうか?コーチがいかに良い指導をしても基礎体力の無い選手には良い技術は身につきません。もっと上手くなりたい、技術を身につけたいのならばベースとなる基礎体力をつける努力を日々意識してゆきましょう。そのための第一歩が食事です。ましてやもっと上を目指すのであればどんな環境でもしっかり食べ、しっかり寝て、しっかり動ける必要があります。

 

では具体的な食事のお話をしてゆきます。スポーツをする人に大切な6つのお皿があります。1.主食のお皿2.汁物のお皿3.主菜(おかず)のお皿4.副菜(野菜中心のおかず)のお皿5.フルーツのお皿6.乳製品以上6つのお皿を毎食用意しましょう。主食はごはん、パン、麺類、芋類、もちなど糖質(炭水化物)を多く含む食品、汁物はみそ汁やスープ類、主菜は卵、肉、魚、豆腐、納豆、ウインナーなどたんぱく質を多く含む食品、副菜は色の濃い野菜、色の薄い野菜、海藻、きのこなど、乳製品は牛乳、チーズ、ヨーグルトなどです。

 

これらを摂取する量の割合は食事ピラミッドに沿って形を崩さないようバランス良く食べることが大事です。食事ピラミッドについては右の画像を参照してください。現在チームでは練習後30分以内におにぎりやオレンジジュースを摂り運動時に消耗したエネルギーの速やかな補給と疲労回復を目指して取り組んでいます。

 

一番注意していただきたいのは食事量が減ることです。家に帰ってから食べる食事量は絶対に減らさないこと。そして練習前にも補食することを薦めています。HAJAXSのお菓子禁止令は間食することで食事量が減ってしまう事を予防するために打ち出した条例です。間食と補食は意味が違いますからしっかり補食させましょう。 (つづく)

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